理事長メッセージ
超高齢化社会を迎え、治せる病気よりも治せない病気を抱える人が増加の一途をたどっています。医学の進歩は、治せない病気を治すことが出来るようにしてきました。治せる病気は一時的に生活を犠牲にしても治してしまえば、その後健康な生活を取り戻すこともできます、病院医療はそのような役割を担っています。
私たち診療所の役割は大きくいって三つあります。一つは簡単に治せる病気を治すお手伝いをすること。二つ目は治せる可能性のある病気を発見して病院での治療につなげることそして3つ目が、治らない病気と付き合う人の生活を支えることです。
病気を治す場合その目標は明確ですが、生活を支える場合その目標設定はそう容易なものではありません。それは一人一人に別々の人生があるからです。
人工呼吸器を使用しても少しでも長生きしていたい。
肺炎の治療でも入院はしたくない。
等、病気とどう付き合うかは人それぞれです。
私たちは、生活を支える医療を担うためには看護の視点が大切だと考え、医師を含め看護師以外の職種が、看護の視点を持つ看護前置主義を掲げています。
医療者は患者さんの立場に立ってものを考える。
患者さんは自分の希望(望み・夢)を遠慮なく話す。
この二つが大切です。
法人理念
受け手になったときに安心できる医療システムの構築
あいち診療会の約束
1.私たちの目標は幸せの追求です。
私たちは、自らの幸せのために働きます。
私たちは、利用者一人一人の幸せを考えます。
2.健康こそがすべての源です。
私たちは、自らの健康を大切にします。
私たちは、利用者一人一人の健康に貢献します。
3.私たちの取り組みでより良い制度を生み出します。
私たちの活動は制度によって縛られず、幸せの追求の中で決定します。
4.笑顔は幸せを生みます。笑顔であいさつしましょう。
沿革
平成元年 (1989年)有限会社 ナインアンドフォー 設立
平成 2年 (1990年)あいち診療所野並 設立
平成 5年 (1993年)医療法人あいち診療会 名所変更
平成 7年 (1995年)あいち診療所滝の水 設立
平成 7年 (1995年)のなみ訪問看護ステーション 設立
平成15年 (2003年)あざい訪問看護ステーション 設立
平成16年 (2004年)あざいリハビリテーションクリニック 設立
平成17年 (2005年)グループホームいろり庵 設立
平成24年 (2012年)小規模多機能型居宅介護事業「憩いの庄」
平成24年 (2012年)重症心身障がい児・者受け入れサービス「憩いの学校」
平成25年 (2013年)複合型サービス事業に変更
看護小規模多機能型居宅介護事業「憩いの庄」に変更
平成26年(2014年)あざいリハビリテーションクリニック 移譲して廃止
平成29年(2017年)社会福祉法人淳涌界 特別養護老人ホーム「おふくろの家」 設立
令和元年(2019年)看護小規模多機能型居宅介護支援事業「憩いの庄」 一時休止
令和元年(2019年)社会福祉法人淳涌界 あいち診療所おふくろ 設立